多嚢胞性卵巣(PCOS)

排卵しにくくなる多嚢胞性卵巣(PCOS)

排卵しにくくなる多嚢胞性卵巣(PCOS)多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)とは、卵巣で男性ホルモンがたくさん作られることで、排卵しにくくなる疾患です。
基本的に「①月経不順」「②卵巣に嚢胞がたくさんある」「③男性ホルモンが高くなる」の3つから診断します。
無月経や月経不順、にきび、多毛、肥満などが症状として現れます。
排卵が起こりにくい場合は、不妊の原因になることが多くあります。
周期的に月経を起こす治療がすすめられます。
このような症状がありましたら、お気軽に中津駅からすぐのまつおかレディースクリニックへご相談ください。

多嚢胞性卵巣(PCOS)の原因

多嚢胞性卵巣症候群のはっきりとした原因は解明されていません。
脳下垂体からのホルモンと、卵巣からの女性ホルモンのバランスが崩れて排卵が障害されること、また遺伝的素因や環境などの複合的な因子により発症すると考えられています。
また肥満が誘因となることが考えられています。

多嚢胞性卵巣(PCOS)は自然妊娠が
難しい?

多嚢胞性卵巣(PCOS)は自然妊娠が難しい?多のう胞性卵巣症候群は、排卵が起こりにくいため、生理不順になり、妊娠しにくい状態になります。

  • 卵子が小さいまま成熟しないため排卵を行うことができない
  • 上手く排卵できなくて卵巣内に卵子が溜まってしまう

このような状態で排卵できずにいます。
しかし排卵誘発剤で排卵を起こしたり、卵巣を育てていく注射など、妊娠するための治療をすることで妊娠することは可能です。
妊活を始めてもなかなか妊娠しにくいと感じた場合は、いつでもご相談ください。
患者様お一人おひとりに合わせた治療方法を提案していきます。

多嚢胞性卵巣(PCOS)の症状は?

多嚢胞性卵巣(PCOS)の症状は?

  • 月経不順、無月経
  • 不正正規出血、月経以外での出血
  • 不妊
  • 多毛
  • ニキビ
  • 肥満 など

※多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の病態は様々あるため、すべての症状が出るわけではありません。

多嚢胞性卵巣(PCOS)の検査と
診断基準

下の診断基準を満たす場合、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されます。

  • 月経異常(月経不順、無月経)
  • 卵巣の多嚢胞所見
  • 高アンドロゲン血症、またはFSH 上昇を伴わないLHの基礎分泌高値(LH>FSH)

多嚢胞性卵巣(PCOS)の治療

まずBMI≧25の場合は肥満の治療を行うために、減量や適度な運動を行います。
その次に、妊娠の希望・不希望によって治療方法は変わってきます。
妊娠を希望していない場合は、低用量ピルを内服し、ホルモンの血中濃度を正常化させていきます。
妊娠を希望している場合は、排卵誘発剤を使用して排卵を促します。
内服で効果がない場合は、注射を用いることがあります。

薬物療法

妊娠を希望する、希望しない、どちらのケースでも薬物療法が有効です。

【内服薬】排卵誘発剤

初めは、クロミフェンという内服の排卵誘発剤を使うことが多いです。
月経周期の5日目から5日間服用します。
まずは1日1錠から開始し、効果がなければ1日2錠に増やします。
それでも効果がなければ抗糖尿病薬や副腎皮質ステロイド剤を併用したりします。

【注射】排卵誘発剤

クロミフェンで排卵が起こらない場合には、注射の排卵誘発剤(FSH製剤)を選択します。
卵巣にたくさんの卵胞が溜まっているため、排卵誘発剤により一度にすべての卵胞が大きくなり排卵しようとすると、卵巣が大きくはれ上がり、お腹や胸に水が溜まってしまう卵巣過刺激症候群という副作用を起こしやすいため、注射の使用には細心の注意が必要です。
たくさん排卵することで多胎妊娠の可能性も上昇します。
注射を使用する場合は、少量の薬剤を毎日続けて注射する方法が最良で、これにより最小限の排卵にとどめることができます。

低用量ピル

妊娠を希望していない場合の治療には、低用量ピルを内服します。
定期的に消退出血を起こすことで、ホルモンの血中濃度を正常化し、にきびや多毛を軽減し、子宮体がんのリスクなどを回避することができます。

手術

腹腔鏡手術で卵巣にたくさんの小さな穴を開ける、腹腔鏡下卵巣開孔術が行われています。
効果には個人差がありますが、排卵誘発剤が効きやすくなります。
腹腔鏡手術は全身麻酔で行うため数日間の入院が必要となります。
また手術の効果が生涯続くのではなく、1年ほどで元通りになってしてしまうデメリットがあります。

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